munchkins’ blog

国際結婚、英語、子育て、プリスクールの内情など、つらつら。。

英語で子育て

f:id:munchkins:20191110090506j:plain


UK産🇬🇧の夫と日本人の私🇯🇵。

そして、2人の間に生まれたマンとチキン(これまた男😅)と共に日本で暮らしていることから、私たち夫婦は家庭内言語は英語と定め、英語で子育てをしている。

 

こども達には単純にお父さんの言葉、お母さんの言葉、それぞれを理解してもらいたい✨

というところから始まった、我が家の英語で子育て。

英語が母語でない私が英語で育てるなんて💦、とかこども達の日本語がおかしくなる😤

などといった野次が聞こえてくることもあったけど😅、育てるのは夫や私であって、あなた方ではないものね。

 

気にならなかった。

 

そもそも、私たち周辺で野次を言う人のほとんどが、バイリンガル育児に携わっていたとはとても思えないし。

 

我が家が家庭内言語を英語に定めたのは、長男、マンがお腹に宿った時のこと。

イギリスに生まれ、イタリア人を両親に持つ夫の、強い希望からだった。 

夫はイタリア語🇮🇹を話せるが、その習得方法は、年に1回、主に夏休みを家族みんなでイタリアで2〜3週間過ごすことと、自宅にやって来る家庭教師の2本立て。

どのぐらいの頻度で家庭教師が来ていたのかは不明だが、こどもの頃の夫は、この家に家庭教師が来るというスタイルが、嫌で嫌でたまらなかったという。

イタリアで過ごす休暇は楽しみだったが、イタリア語はただの勉強でしかなかったようだ。

 

勉強、しかも自分で望んでいないものだとしたら、それがどれだけ苦痛であることか。。

 

今の次男を見ていたらよく分かる(笑)。

 

こうして我が家の(私を含む)家族全員が家庭内で英語を話す☝️というルールは、

生まれてくるこどもに英語は絶対勉強させないというUK産🇬🇧夫の強い意志と愛情の元、誕生したのである。

 

それから20年余り、こども達の英語がどうなったかというと、昨年大学に進学した長男、マンは合格発表後、 久しぶりにイギリスのおじいちゃん、おばあちゃんに会いに1人で渡英🇬🇧。乗り換えなんぞ、なんのその。ふらっと行ってふらっと帰ってきた。

日常会話は全く問題ないレベル。

大学も(ザックリ英語系としておこう)の学科の帰国子女クラスで毎日英語でなにやら学んでいる。

これまでこども達の勉強に関わりたくても、小、中、高と日本の学校に通っているこども達の勉強を英語でみるのは、夫とこども双方にとってかなりのストレスになるようで、止むなく場外にいた夫だが、今は喜んで長男の質問に答えている。🤗

 

そして勉強嫌いの中学生、次男チキンは、テストで時々ビックリするような点を取ってくることも多々?あるが、それでもかろうじて英語は5。高校受験に備え、英検を受けさせようと思っているが、いつも全力で断ってくる。そんな次男でも😅受ければ2級は普通に取れると思う。

 

と、ここまでは一見簡単なようであるが、そうでもない😅。

 

大学に勤める夫は、ほぼ定時に帰ってくるとはいえ、こども達は1日のほとんどの時間を私と過ごす。英語は好きだったので苦にはならなかったものの、まず私自身の英語のスキルを上げる必要があった。 

芸能人の工藤静香さんも、昔どこかで言っていたけど、

"I've got a wobbly tooth."  (歯がグラグラする〜💦)

なんて表現は、こどもを育ててみなければ出会わなかった。

 

"Are we neary there yet?" (目的地を前に、ねー、まーだー???

も然り。

イギリスでこども達のいとこらが(しつこいほど😅)口にしなければ知らなかった表現。

 

そう、こども達が小さい頃はとにかく夫にはしっかり働いてもらい、毎年夏休みを丸々イギリスで過ごし、たっぷりの英語と愛情を夫の両親、兄弟、親戚一同から注いでもらい、私はそこで主に義母から子育て英語を盗む😅。

 

その積み重ね。

 

普段の生活では絵本もたくさん読んだし、 こどもの好きなテレビ番組も一緒に観た。日本で放送していないテレビ番組のDVDも、イギリスでいつもたくさん買ってきたっけ。

車内ではいつもマザーグースや機関車トーマスなどをBGMに、私もよく歌ったなぁ。。 

 

Thomas & Friends All-Star Tracks

新品価格
¥1,480から
(2020/4/21 14:21時点)

 

の、今である。

 

途中、こどもが家で日本語を話し出すこともあったけど、(それはまた別の機会に☺️)まあそこそこ順調にはやってこれたかな。

生活の基盤が日本なので、こども達にはとにかく最低限、日常会話程度の英語は身につけて、おじいちゃん、おばあちゃんと支障なく会話ができること。達成できたと思う。

そこから先は本人たち次第

もっと深めたければそうするだろうし、どんな選択をするか楽しみである。

 

コロナの影響で翌年に持ち越されたものの、長男は英語圏への留学を考えているようだし、あとは次男。

 

まずは、高校に行ってもらわないと(笑)。